こんにちは。アドバイザーの河村です。
先日、重量鉄骨の家の構造見学をしてきました。
『構造見学会』って行ったことありますか?
家は完成してしまうと、デザインの違いなどはあるものの、構造や断熱施工、床下の状態や設備などの表には見えない部分の違いは、素人にはなかなかわからないもの。
鉄骨の家と木造の家の違いもそうですが、同じ木造でも、例えば木造軸組みと2×4(ツーバイフォー)の違いなんか、もう全然わからない・・・
でも構造見学会に行っていろいろ見てみると、その違いがはっきりわかるようになるんです
今回は、
イエタテ相談カウンターでもご紹介中の、
池田建設さんの重量鉄骨の家の構造見学会に行ってきました。
25センチ角のとっても太い重量鉄骨がむき出しで大迫力!
この太くて頑丈な鉄骨の柱が、家を四方で支えています。確かに地震に強そう
↓写真の奥の小さい方の模型が軽量鉄骨(断面)、手前の大きい方の模型が軽量鉄骨(断面)です。
この重量鉄骨の家を支えるために地盤調査&地盤改良もとても重要。
池田建設さんでは、地盤の各層の土を実際に採取し、層毎の強度のデータをとって、どこまで杭を打ったらよいか調べているそうです。より頑丈な層に届くよう、深く杭を打つそう。
構造は鉄骨ですが、内装材は木材を使います。
でも、鉄骨だけで家は充分に支えているため、これらの木材は家の構造には直接関係ない、ただの仕切りのようなもの。
なので、太くて大きな柱や梁はいらないんです。ワンフロアの広々とした空間がつくれるのも、重量鉄骨の家の特徴ですね。

ここが、木造の家とは大きく違うところですね。
見学したこちらのお家は、1階が会社(オフィス・事務所)、2階と3階が住居という3階建て。
まだ階段もないので、はしごに上って、住居部分の2階も見せてもらいました。

こちらはグラスウール断熱材がぎっしり!
断熱も、構造見学会でみるべきポイントのひとつですね。
そういえば、断熱材が使われるようになったのはついエアコンが普及しはじめた40年程前のことだそうです。
割と最近なんですね。それまでの家には断熱材が入っていなかったそう。
だから築40年以上の古い家にお住まいの方で、夏は暑く、冬寒い・・・というお家は、そもそも断熱材が入っていないんですって。
今(の新築)じゃ断熱材の入っていない家なんて考えられないですよね。
古いお家を快適にするために、断熱リフォームをやる方もいるんですよ。
このように、構造見学会では、【見るべきポイント】がいくつかあります
●【家の構造】どんなつくりをしているか、家をどのような仕組みで支えているのか
●【断熱】どんな断熱施工を採用しているか、隙間なく丁寧に施工されているか
●【現場はきれいか】キレイな現場なくして安心の家づくりはできませんよね。道具や材料が散らばっていないか。隅々まで気が使われているか。ちゃんと管理が行き届いているか。きちっと養生されているかなど
●【床下や基礎】どのようなつくりになっているか
その他完成してからでは見えない配線や空調の設備部分なども、見れたらみておきましょう!
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