こんにちは。アドバイザーの河村です。
原則住宅を新築することができない
「市街化調整区域」と呼ばれる土地・・・静岡にもたくさんあります。
イエタテ相談カウンターに来る方でも、例えば実家が元々農家で土地はたくさんあるんですが・・・という方はかなりこのパターンが多いです。
先日も藤枝市のお客様で、「実家の敷地内に家を建てたいのですが、「市街化調整区域」で、いろいろ調べたら、今のところ
「離れ」として建てる方法で検討しています。」というお客様がいらっしゃいました。
藤枝市はそもそも土地の半分近くがこの「市街化調整区域」なので、
建てられる建てられない問題はよく出てきます。意識をしたことはなかったけれど、実は実家は調整区域だったという方も多いと思います。
今回のお客様の場合、「離れ」として建てるとは、つまり「住居」としては建てられないので、「離れ」なら建ててもOKということ。
では「住居」と「離れ」の違いは何かというと簡単に言えば、単体(母屋なし)で生活が成り立つか、そうじゃないか。
もちろん母屋があっての離れですし、例えば、風呂、トイレ、キッチンの3つが揃っていると「住居」とみなされたりします。
あとは天井の高さとか、いろいろと定義はあるのですが、まぁそのあたりは、建築会社さんとご相談して・・・ということですので、何とかなります。
「ちなみに、
住宅ローン減税の対象にはなりますか?」
という質問もありました。
これに関しては、「離れ」は「増築」扱いとなり、
住宅ローンを借りて「増築」をした場合も減税の対象となることから、住宅ローン減税(所謂、「住宅借入金等特別控除」)の対象にはなるようです。
▼参照:国税庁HP 増改築等をした場合(住宅借入金等特別控除)
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1216.htm
ただ、住宅ローンの審査が降りるかどうかは、各ローン審査の基準によりますので、
むしろこの審査の段階で、なんだかいろいろと問題が出てきたりすることも多いようです。イレギュラーな方法なのでね・・・。
私の知り合いの方っでも、焼津のご実家に、同じパターンで最近家を建てた方がいますが、
ローンの審査がなかなか通らないと、頭を抱えて苦労されておりました・・・。
でも今は無事完成して、快適に住まわれているようなので、大丈夫です。
”あるある”です。頑張りましょう!
あと、
固定資産税の新築における減税措置などは「離れ」として建てる場合には対象とならないようですね。
そもそも固定資産税の評価額自体が通常の新築より安くなると思われますが。
市街化調整区域にの実家の土地に家を建てられるかどうか、どんな方法があるかなどは、市役所(役所)の「都市計画」に関する課で問い合わせることができます。
実家の敷地内に建てようと計画してい方は、まずこの辺りを調べてみてくださいね。
同じようなことで家づくりを検討されている調整区域ピーポーの皆さんはもちろん、
まずは、相談したい。
自分にあった住宅会社を探して相談したい。
相談しやすい地元の住宅会社や工務店と出会いたい、紹介してほしい。などなど、
まずは、
イエタテ相談カウンターでアドバイザーにお話してみてください。
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